SDGs

職場のジェンダーギャップのリアルな声を募集 Indeed Japan が「ハロー、ニュールール!」キャンペーンを開始

main

 世界146カ国中、116位。これは、世界の男女格差を図る「ジェンダーギャップ指数2022」(世界経済フォーラム)での日本の順位。男女平等が叫ばれて久しい日本だが、主要先進国で最下位だという。

 求人情報検索サイトIndeed Japan(東京)はこのほど、性別による偏見や障壁を無くすため、職場などのジェンダーギャップのリアルな実態を調べ、その解決を目指すために「ハロー、ニュールール!」キャンペーンの第一弾を開始した。

 キャンペーン第一弾は、労働上のジェンダーに関する違和感の声を「#これでいいのか大調査」と題して SNS、応募フォーム、電話で募集を行うもの(11月30日まで)。バカボンのパパの「これでいいのか?」の問いかけで集められた声を、同社は自由な働き方の実現を目的に、その声を活用していくという。

 また、同社が発表した「ジェンダーギャップに関する意識調査(2022)」(9月22〜24日に男女5000人を対象に実施)で、職場で「ジェンダーギャップを感じたことがある人」は、約7割(66.9%)に上ったという。さらに働く人の約2人に1人(47.4%)が、今の職場でジェンダーギャップを感じる慣習や暗黙のルールに対し、「違和感がある」と回答。その一方で指摘や相談などの行動を起こさない人は約6割(58.9%)に上り、行動をしない理由は「どうせ変えられないから」が1位だったという。

 「ハロー、ニュールール!」キャンペーン、ジェンダーギャップに関する違和感の応募方法は次の3つ。 1.Twitter上で ハッシュタグ「#これでいいのか」をつけてツイート
2.キャンペーンサイト設置の応募フォームにて受け付け
3.自動音声による無料電話での受け付け(0120-538-197)