家事分担をどのようにするかは、どの家庭でも少なからず論争があることだろう。では、年末の大掃除はする? しない? 行う場合は、誰が何をする? リンレイ(東京)は、既婚の20代後半~60代の男女1015人を対象に、「大掃除」についてアンケートを実施した。調査期間は11月25~27日。
最初に、「今年の年末、大掃除をする予定」があるかどうかを聞いたところ、42.9%は「年内に回数を分けてする」と回答。「年末にまとめてする」とした人は21.0%で、「しない」は11.2%、「するかしないか未定」は18.5%だった。一方、「年末から年始にかけてする」と答えた人も4.7%いた。7割ぐらいの人がいずれかの時期に大掃除をするということだが、「大掃除をする理由」(複数回答)は、「気持ちよく新年を迎えたいから」(67.2%)、「1年間の汚れが溜まっているから」(43.1%)、「恒例行事だから」(35.9%)などとなった。
では、誰が大掃除の担い手になるかというと(複数回答)、共働き家庭では「妻」(83.7%)、「夫」(80.3%)、「子ども」(23.9%)となった一方、専業主婦(夫)家庭では、「妻」(60.5%)、「夫」(56.9%)、「妻一人」(37.8%)、「子ども」(21.3%)だった。2割近い家庭で子どもの参加がある点は共通しているが、共働き家庭では8割以上の家庭で夫婦ともに大掃除を行っていることが分かった。
次に、「大掃除では特にどのような箇所を掃除」しているかというと、1位は「キッチン(コンロ・グリル・換気扇・冷蔵庫など)」(63.0%)。2位は「窓ガラスや網戸」(58.4%)で、3位は「バス(パイプ・タイルなど)」(40.7%)となった。「毎年、どのくらい苦労しているか」という質問には、「とても苦労している」人が25.6%。一方、多くの人は「やや苦労している」(59.9%)と答えた。そして、苦労している作業のトップ3は、「こびりついた汚れを落とすこと」(74.1%)、「掃除する箇所が多いこと」(57.1%)、「寒い時期に水仕事をすること」(37.1%)だった。
大掃除は、1年分の汚れと格闘する点が一番大変だろう。リンレイでは、掃除後のキレイを持続させるためのワックスやコーティング剤を展開している。中でも、今年10月に発売された「ウルトラハードコーティング キッチンシンク水まわり用」(オープン価格)。キッチンシンクのキズを埋め、撥水効果で水を残りにくくすることでヌメリ・水アカ・カビを防いでくれるという。日々使う水回りは、そのままでは数日で汚れがたまってしまう。ワックスやコーティング剤をうまく活用することで、汚れを溜まりにくくすると大掃除も少しは楽になるかもしれない。