スマホやパソコンに向かうゲームが全盛だから、アナログなカードゲームはかえって非日常で楽しいかもしれない。だが、コンテンツは侮れない。論理的思考力を高める「アルゴ」の新作、「アルゴプラス」(学研ホールディングス)が9月1日に発売される。
「アルゴ」は2002年に算数オリンピック委員会の理事長や東大数学科の学生有志、数学者ピーター・フランクル氏らが共同で発明・開発したカードゲーム。相手のふせられたカードの数字を読み解き当てるというシンプルなルールだが、ヒントを基に試行錯誤しながら分析する必要がある。徐々に規則性を見いだすことができるようになると面白い。
そのアルゴは発売20周年。新しい「アルゴ プラス」は、従来白黒2色だったカードを金銀黒の3色に、またジョーカーもプラスされ、新たなルールが開発されている。相手のカードの数字を推理するのは従来通りだが、論理的な推理の要素が強くなり、さらに奥深く高度なゲームに進化している。税込み2,200円。