SDGs

「野菜を労わる高校生のふりかけ」 規格外野菜でSDGsな商品

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 こういう取り組みが少しずつ増えてきているのはうれしい。高校生が発案、規格外野菜を活用した「野菜を労わる高校生のふりかけ」(相模原市)が9月18日に発売される。

 相模原市の藤野地区にあるシュタイナー学園 高等部 12年生(高校3年)、高橋 かのんさんが、小学校の頃から年間を通して授業の中で農作業を経験する中で、「出荷の際に規格外となり、安くなったり廃棄される野菜を活用できないか」と考えたことがきっかけ。無駄をなくし、農家の収入を少しでも上げられないか、とずっと感じてきたという。

「森ラボ」でプロジェクトの発表をする 高橋 かのんさん
「森ラボ」でプロジェクトの発表をする 高橋 かのんさん
小松菜、もろみ、津久井大豆、人参など地元の野菜がたっぷり
小松菜、もろみ、津久井大豆、人参など地元の野菜がたっぷり

 そこで、地元の農家やNPO法人、商店などが協力し、小松菜、もろみ、津久井大豆、ニンジンなど地元の野菜がたっぷり入ったふりかけが商品化された。

 高校生の思いと地域の協力で生まれたSDGsなふりかけは、「藤野倶楽部・百笑の台所」で販売される。税込み550円。